哲学

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考察・解説『ロボットの心』―【心の哲学】を分かりやすく説明ー

「心って何? 心ってどこにあるの?」これは「心のハードプロブレム」と呼ばれていて、いまもなお世界中の科学者や哲学者を悩ませる「超難問」だ。この記事では「ロボットは心を持てるのか」を切り口に、「心」に関する哲学や議論を分かりやすく解説したい。
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解説・考察「宗教とは何か」―宗教と哲学の違い、共通点を徹底解説―

「宗教とは何か」を知るうえで「哲学」との比較はとても有効だ。なぜなら両者の共通点や相違点を理解することで「宗教」の本質が見えてくるからだ。この記事では「宗教とは何か」を哲学的、言語学的なアプローチで徹底解説をする。
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内容・あらすじ・感想『こころの処方箋』(河合隼雄)―優しい名言の数々―

河合隼雄は日本の心理学者で「ユング心理学」の第一人者だ。彼のことばには、現代を生きる人々を癒す力がある。この記事では『こころの処方箋』に書かれている「人間観」を解説しつつ、その「名言」級の言葉を紹介したい。
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「美しいとは何か」の哲学・心理学―なぜ美しいと感じるのかを解説―

長い歴史の中で、多くの哲学者や科学者が「美とは何か」を突き止めようと奮闘してきたわけだが、その答えは今もなお出ていない。「美」とは、それだけ難解な概念なのだ。この記事では、そんな「美」について書いてみようと思っている。
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解説・考察『ヘヴン』の哲学を徹底解明!ー不条理に立ち向かうためにー

『ヘヴン』は川上未映子の傑作長編小説で、宗教・倫理・哲学といった深いテーマを扱った作品だ。この記事では『ヘヴン』のテーマを考察しつつ、そこに見られる「ニーチェ」の哲学について解説する。
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解説『かわいい論』―「かわいいとは何か」の哲学、あるいは心理学―

日本人であれば誰もが口にする「かわいい」 その種類は様々で「おにかわ」「ぐうかわ」に始まり「キモかわ」「グロかわ」なるものまで存在している。「かわいい」とはいかななる感情なのか。四方田犬彦の『かわいい論』を参考に「かわいい」とは何かを考察してみたい。
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書評・感想『死者と霊性』(末木文美士 編)―人文学に光を―

「目に見えないもの」「語りえないもの」は追放してきた近代。「死の意味」を問うことは無意味なものとされてきた。だけど、いま世界は多くの「死」と直面している。いまこそ人々は「死者」や「霊性」を取り戻さなければならない。そのアプローチとして「人文学」と呼ばれる学問領域の意味は、間違いなく大きい。
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分かりやすく解説『菊と刀』ー「恥の文化」と「罪の文化」とはー

日本は「恥の文化」とは、本書の有名な言葉だ。日本人にとって「恥」とは何か。「恥」は日本人の行動や価値観にどんな影響を与えているか。それらを、わかりやすく解説していく。
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感想・解説『体験の哲学』(飲茶) ー人生を豊かにする哲学ー

哲学を超わかりやすく解説してしまう飲茶氏。本書は彼による、哲学の実践書。人生のリアリティを取り戻すために、ぼくたちには何ができるだろうか。そんなことを考えさせてくれる。
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内容を解説『言語にとって美とはなにか』ー吉本隆明の言語観 ー

吉本隆明の著作はどれも難解なものばかり。いわゆる「速読」なんかでは、決して太刀打ちできない。まさしく「文章と格闘する」といった姿勢が求められる本だ。そんな吉本の文章には、彼の熱量や力強さのようなモノがみなぎっている。この記事では主に吉本の言語観に触れつつ、ソシュールと親鸞との関係についても考察してみたい。
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